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強い意志で! [コーチの連載ブログ]

僕自身の彼のU-12年代の印象ですが、髪型が極端に短く、見た目の印象はどこにいても分かりやすい感じでした(笑)
少し髪が伸びるだけで、他のコーチに「キダタクお前ロン毛にするのか?」といじられていました(笑)

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表情はいつも首をかしげて、悔しがっている印象で「あ~今のプレーはこうした方が良かった。クソ~」とよく独り言をブツブツ言っていました。
仲間に対しては一生懸命プレーしていて失敗をしてしまった時などは「いいから次、次」と言って、励ましていました。
こんな小さい(今でも小さいが…笑)選手なのに自分に厳しく、人には優しい信頼できる奴でした。
なので嫌われ役もできるので、キャプテンにしてしまいました。

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プレーの面では、今と変わらず攻守においてハードワークができる選手で、オランダ遠征でFeyenoord. のスタジアムでの前座試合の時に、フルピッチでホームチームのサポーターから小学生なのにブーイングを浴びされた中でも、ピッチ上のどこにでもプレーに関わっているくらいに走っていました。

また、ボールを良い状態で奪い展開できるのとボールの持ち方、状況判断が良く、いつもニワトリのように首を振って遠いスペースを観ながらプレーできる選手でした。

あんなに小さい選手でもさぼらずに、サッカーに対して真剣に付き合い、チームメイトが責任感がなく、あいまいなプレーをした時はとても強い口調で厳しい指摘をし、大人に対してもしっかり自分の意見が言える選手は珍しいと思いました。

しかし、サッカーを離れると控えめな子供でした。
これは彼の両親が自由に好きなことに取り組ませる環境つくりと、自由にできるからこそ責任を持たせる教育が良かったんだと思います。

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僕自信、彼に何かを植えつけたというよりは、彼の成長は能力が高いチームメイトや対戦相手と日々サッカーに取り組めたこのクラブの魅力的な環境があるからこそ、彼が良い意味で勝手に成長ができたのかな?と思います。

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まだフル代表に定着したわけでもなく、本人も先を見据えてチャレンジをしていくとは思いますが、このU-22日本代表選出は大きなターニングポイントであると思いますので、青年になっても自分の大好きなサッカーのためにプレーで思う存分表現してくれることを期待します!

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Written by : Manabu Kawai

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